食
Sep 18, 2023
ゲスト
お座敷天婦羅 天孝

神楽坂の隠れた名店「お座敷天婦羅 天孝」。名だたる海外セレブも虜にする、静かな日本家屋で味わう“本物の天ぷら”の世界へご案内。職人の技と素材へのこだわり、そして空間そのものに宿る「贅沢とは何か」を問い直すひととき。国際政治学者・藤井厳喜が店主・新井均さんと語り合いながら、“美味しさ”の本質に迫ります!
大きく立派な海老=高級と思いがちですが、天孝が選ぶのはあえて小ぶりな「才巻海老」
その理由は、甘みと香りの濃さ、そして食感にあり。実は多くの一流店がこの小さな海老を選んでいる背景には、職人の経験と哲学がありました。海老好きなら絶対に知っておきたい“本当の美味しさ”がここにある!
通常の天ぷらと一流店の味の違い、それは「衣だけを揚げ、中は蒸し上げる」職人の技にある!?
温度管理、油の質、水分の抜き方…そのすべてに理由があり、理屈がある。さらに、赤身魚と白身魚の天ぷらの違いや、素材に応じた扱いの工夫も聞ける貴重な内容。天ぷらの奥深さがわかる、まさに“学び”の時間です。

昭和の香り漂う日本家屋で揚げたての天ぷらを味わう。
その空間に漂う木の香りや雨上がりの空気感までもが、心に残る体験となる。藤井先生が語る「記憶を呼び覚ます空気の質感」とは?現代の住宅環境では得がたい、かつての日本の“豊かさ”を五感で感じる時間がそこにある!

対談編 高級天ぷらの海老はなぜ小さいのか?
実食編 天ぷらは揚げ料理ではなく、○○料理!?
感想編 “本物を伝える”ということについて
今回の「お座敷天ぷら」は、味だけでなく“生き方の豊かさ”を考える時間でもありました。
本物の素材を、丁寧に、誠実に。そしてその背景には、日本の建築や文化が息づいている。
便利さとスピードが求められる時代だからこそ、五感を通して感じる“贅沢”の本質を、ぜひ一度味わってみてください!
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