ゲスト
業田良家


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漫画家・業田良家さんを迎えた後編。今回のテーマは「創作の秘密」です。理屈ではなく直感で動かす手、やがて勝手に歩き出すキャラクターの不思議、そして「人間の行為は宇宙から消えない」という壮大な哲学まで、業田さんの創作の内側が次々と明かされていきます。若い頃から感じていた人生の虚しさと真正面から向き合い、漫画という表現の中に「真善美」という答えを見出してきた業田さんの言葉は、漫画ファンはもちろん、自分の生き方を問い直したいすべての人に響くはずです!
業田さんのキャラクター創作はシンプルで、かつ深いプロセスです。まずストーリーのイメージを持ち、顔や姿を5つ以上手を動かしながら描いてみる。判断基準は理屈ではなく「自分が気に入るか」という直感と感受性です。頭の中だけで考え続けるより、まず動いてみることで見えてくるものがある。これは漫画に限らず、仕事や人間関係にも通じる普遍的な気づきです。さらに代表作『自虐の詩』の終盤では、キャラクターが「勝手に動き出す」という体験も語られます。創ることの醍醐味と、キャラクターに命が宿る瞬間の神秘が凝縮されています。

若い頃から人生の虚しさを感じていた業田さんが辿り着いた答えが「人間の行為は宇宙から消えない」という哲学です。誰にも見られていないおばあさんの毎朝の掃除も、星の運動と同じようにこの宇宙に存在し続ける。そう考えれば、小さな善行も誰かのために費やした時間も、決して無駄にはならないはずです。南方熊楠の粘菌研究が示す「生命の連続性」とも呼応し、対談は漫画論を超えた深みへと進みます。「自分の生き方に意味があるのか」と問い続けている人に、ぜひ届けたい言葉です。

人生に意味はあるのか。業田さんのもう一つの答えは「真善美という価値が実在する」ということです。人間が美しいと感じ、嘘を嫌い、善を求める感覚がある限り、価値は消えない。その価値を追求することが、間違った道に進まない羅針盤になると語ります。藤井の「質の高い快楽をガイドラインに」という言葉とも重なり、二人の哲学が一致する場面が印象的です。伊勢神宮で理由もなく涙が溢れたという藤井の体験も、この感受性と深く結びついています。生き方の指針を「外側のルール」ではなく「内側の感受性」に置く。この視点こそ、今の時代に必要な知恵かもしれません!

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キャラクターは"理屈"じゃなく生まれる
直感と感受性の創作哲学人間の行為は宇宙から消えない
誰にも見られない善意が、星と同じように輝き続ける理由真善美は"外側のルール"じゃない
内側の感受性が教える、迷わない生き方の羅針盤
最も印象に残ったのは「行為は宇宙から消えない」という言葉でした。哲学書で読むような命題が、漫画家のバーボン片手の穏やかな語り口から出てくるギャップに、思わず手が止まりました。人生の虚しさという問いに、業田さんが漫画という手段を通じて何十年もかけて向き合ってきたことが、この一言に凝縮されている気がします。創作論から宇宙論、そして魂の話まで。音声の向こうにあるお二人の真剣さと温かさが伝わってくる対談でした。

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