無意識に使う

無意識に使う

プロパガンダ用語の罠

プロパガンダ用語の罠

その他

Jun 1, 2023

藤井 厳喜

私たちが何気なく使っている言葉。その裏には“歴史の書き換え”や“思想の誘導”が潜んでいるかもしれません。今回は「使うな危険!反日プロパガンダ6大用語」をテーマに、言葉に隠された本当の意味と危険性を読み解きます。最後に、あなたの常識が覆るかもしれません。見逃すな!

 

1. なぜ「6大用語」が危険なのか?

1. なぜ「6大用語」が危険なのか?

戦後、日本の歴史観や戦争観は“言葉”によって塗り替えられてきました。「15年戦争」「太平洋戦争」といった用語は、あたかも中立な表現のように見えて、実は左派イデオロギーが込められた“思想の道具”です。これらの言葉を無自覚に使うことが、知らぬ間に「歴史をねじ曲げた側の視点」に立ってしまう危険をはらんでいます。まずは、「なぜその言葉が使われているのか?」という視点を持つことが、プロパガンダを見抜く第一歩になります。

2. 用語の裏にある“歴史のすり替え”

2. 用語の裏にある“歴史のすり替え”

例えば「日中戦争」という言葉には、日本が意図的に戦争を仕掛けたかのような印象がありますが、実態はチャイナ内戦への巻き込まれでした。「日本軍国主義」も、戦時中は世界各国が軍事優先の体制だったことを無視し、日本だけが異常だったかのように印象づけます。こうした言葉が教育やメディアで流布され続けることにより、国民の歴史観や自国への理解は歪んでしまう。正しい知識と視点を取り戻すには、まず言葉に疑問を持つことが大切です。

3.「中国」や「満州」という言葉の罠

3.「中国」や「満州」という言葉の罠

「中国」という言葉が無意識に使われる一方で、それが“多民族国家への支配を正当化する装置”として働いている現実があります。ウイグルやチベットのような独立国家の文化や人権は「中国」という名のもとに奪われ、同化政策が進められているのです。また、「満州」という言葉を意図的に歴史から消す動きも要注意。これは、日本が支援した満州国の正当性を否定するための“記憶の抹消”です。言葉の背後にある政治的意図を見抜くことこそ、健全な歴史認識を守る鍵なのです。

内容紹介

内容紹介

  1. 「言葉」が歴史をねじ曲げる瞬間

    無自覚に使っている用語にこそ、プロパガンダの影が潜む。


  2. プロパガンダの正体を見抜く「視点」

    なぜこの言葉を使うのか?」を問うことが、自分の思考を守る第一歩。


  3. 6つの言葉に仕掛けられた“思想の罠”

    歴史の裏側で行われてきた印象操作のトリックとは?

編集後記

編集後記

普段、無意識に使っている言葉が、実は思想や価値観の植え付けに繋がっていたとしたら? 言葉は“思考のフレーム”であり、そこに仕掛けられた“見えない罠”を見抜く力が問われています。本講義を通して、自分が語る言葉に意識を持つきっかけになれば嬉しいです。使う言葉を変えること、それは思考の自由を取り戻す一歩かもしれません。

 

プロフィール

プロフィール

藤井 厳喜

藤井 厳喜

国際政治学者。ハーバード大学大学院博士課程修了。日本のマスメディアでは決して報道されない、欧米政府が扱うレベルの政治・経済の動向、そして市民レベルの情報も踏まえて、文化、思想、宗教など多方面から分析し未来を的確に見抜くその予測能力は、内外の専門家から高く評価されている。