テキーラの席で明かされる

テキーラの席で明かされる

富と人生の思考法

富と人生の思考法

Feb 11, 2026

ゲスト

マーク・フォード

ショーン・マッキンタイア

この夜、テーブルに並んだのは高級酒だけではありません。60年以上にわたり世界経済の荒波を生き抜いてきた大富豪マーク・フォード氏と、投資と人間心理を見続けてきたショーン・マッキンタイア氏。藤井厳喜を交えた3人の対話は、テキーラを入り口にしながら、「成功者は何を味わい、何を考えて飲んでいるのか」という本質へと静かに踏み込んでいきます。罰ゲームの酒ではないテキーラ、酔うためではないウイスキー。そこにあったのは、嗜好の話を超えた“人生の選び方”でした。グラスの向こうに見えてくるのは、成功者たちの思考のリズム。ここまで来たら、最後まで見逃すな!

1. 成功者たちが選ぶのは、「酔う酒」ではなく「考える酒」

1. 成功者たちが選ぶのは、「酔う酒」ではなく「考える酒」

この夜、藤井を中心にグラスを囲んだのは、60年以上にわたり数々の経済危機をくぐり抜けてきたマーク・フォード氏と、投資と人間心理を見続けてきたショーン・マッキンタイア氏。彼らが最初に楽しんだのは、勢いで飲むテキーラではなく、メキシコ流の儀式「バンデラ」でした。テキーラ、ライム、サングリータを順に味わうことで、酸味・甘味・辛味が循環し、アルコールは主役から脇役へと下がっていく。ここでは“強さ”よりも“バランス”が評価される。成功者ほど、刺激よりも構造を味わう。その姿勢が、最初の一杯から静かに伝わってきます。

2.好みを語ることは、自分の哲学を語ること

2.好みを語ることは、自分の哲学を語ること

ボトルが変わるたび、会話の質も変わっていきます。ドン・フリオからドン・ナチョへ。マーク氏は「なめらかさ」や「甘み」を言語化し、ショーン氏はコニャックや葉巻との相性を重ね合わせる。ここで交わされているのは、単なる感想ではありません。どこに価値を置くか、何を良しとするか。その選好の積み重ねが、彼らの投資判断や人生の意思決定と地続きであることが見えてきます。酒の好みは、思考の癖を映す鏡。だからこの場では、どの銘柄が優れているかではなく、「自分はなぜそれを選ぶのか」が自然と語られていきました。

3.酒は、記憶と哲学を呼び起こす装置になる

3.酒は、記憶と哲学を呼び起こす装置になる

話題はやがて、若い頃の失敗談、40年間テキーラを断った理由、葉巻と過ごす静かな時間へと広がります。さらに登場するのが、ジャック・ダニエルのシナトラ・セレクションや、日本のウイスキー「遊佐」ここで浮かび上がるのは、成功者たちが酒に求めているのが“逃避”ではなく“確認”だという事実です。自分は今、何を大切にしているのか。どんな時間を生きてきたのか。良い酒は、その問いを静かに立ち上げる。最後に残るのは、酔いではなく、納得感でした。ここまで見たら、もう一度最初から味わいたくなるはず。

内容紹介

内容紹介

  1. テキーラがつなぐ、文化と記憶

    アガベの酒が教えてくれる「土地」と「人」の関係性


  2. 飲み方は、生き方に似ている

    バンデリータに見る、リズム・節度・判断の哲学


  3. なめらかさの向こう側へ

    大富豪たちが語る、酒・葉巻・人生の共通ルール

編集後記

編集後記

今回の対談で強く感じたのは、「酒の話が、いつの間にか人生の話へと自然につながっていく」という感覚でした。テキーラやウイスキー、葉巻は単なる嗜好品ではなく、人の記憶や価値観を引き出す“媒介”のように機能していたように思います。マーク・フォード氏が語る“儀式としての飲酒”、ショーン・マッキンタイア氏が大切にする“テイスティングという姿勢”。そこに共通していたのは、急がず、味わい、判断を誤らないこと。それは投資やビジネス、そして人生にも通じる態度ではないでしょうか。強い酒ほど、ゆっくり向き合う。その当たり前の知恵が、この夜の会話には静かに流れていました。グラス越しに交わされた言葉の奥にある思考のリズムまで、感じ取ってもらえたら嬉しいです。

 

プロフィール

プロフィール

マーク・フォード

マーク・フォード

Mark Ford

Mark Ford

11歳で初めて事業を立ち上げて以来60年以上、オイルショック・リーマンショック・インターネットバブル崩壊などの危機を乗り越えビジネスを手がけてきた。今までマーク自身が手がけたビジネスは、年商1000億円以上の会社を1社、年商100億円以上の会社が2社、年商50億円以上の会社を2社、年商10億円以上の会社を10社…『臆病者のための科学的企業法』『大富豪の企業術』『大富豪の投資術』など著書多数。

ショーン・マッキンタイア

ショーン・マッキンタイア

Sean Macintyre

Sean Macintyre

米国の資産運用の専門家。プライベートポートフォリオマネージャーとして、富裕層の個人資産を管理。株式投資とオプション取引で財を成した投資一家だったこともあり、初めて投資をした11歳から30年近く、どこで働いてようとも常に株のことを考え、人の売買判断の法則性に目を向けてきた。現在は米国だけでなく日本でも、人々が豊かになるための情報を広めるため、投資分析者として分析やレポート執筆を続け、堅実な投資情報と富の哲学を発信している。