台湾語で世界を揺らす 熱き音の革命

台湾語で世界を揺らす 熱き音の革命

音楽

Nov 4, 2023

ゲスト

董事長樂團

台湾を代表するロックバンド「董事長樂團(とうじちょうがくだん)」が来日!自分たちの言葉=台湾語で歌い続けてきた26年。その背景には、戒厳令後の表現の自由、文化の継承、そして“台湾とは何か”を音楽で問い続ける熱い魂がありました。ノスタルジックでいて、どこか日本人の心にも響く彼らのメロディー。台湾と日本をつなぐ“感情の音楽”が、今語られる。伝統と誇りを音で伝えるその真意、見逃すな!

1. “台湾語で歌う”という決意と原点

1. “台湾語で歌う”という決意と原点

26年前、台湾語のマーケットが存在しなかった時代に「自分たちの言葉」で音楽を届けるために結成された董事長樂團。その名には「自分の人生の社長であれ」という強い意思が込められている。彼らの歌には、言葉にできなかった過去と台湾文化の深い敬意が滲んでいる。

2. 音楽が描く“台湾”と“世界”

2. 音楽が描く“台湾”と“世界”

彼らのサウンドは、どこか日本の昭和歌謡やフォークにも通じるノスタルジーがあり、言語を越えて人の心に響く。特に「衆神護台湾」ではローカル文化を前面に押し出し、それが逆に世界から注目を浴びるきっかけに。伝統×グローバルの化学反応は必見!

3.音楽は“記憶の継承者”

3.音楽は“記憶の継承者”

台湾語が話されなくなる危機感の中、彼らは音楽を通して文化のバトンを繋ごうとしている。伝統的な紙を使ったアルバムパッケージはグラミー賞にもノミネート。「台湾を語る音楽」を届け続けるというブレない信念。今、聴くべきリアルがここにある。最後のメッセージまで聴き逃すな!

内容紹介

内容紹介

  1. 台湾語ロックが世界を動かす日

    言葉とアイデンティティを武器に挑んだ26年の物語

  2. ノスタルジー×反骨精神=董事長樂團

    郷愁と怒りを鳴らす台湾最前線バンド

  3. “ローカル”こそが世界に響く

    台湾文化と神々を歌い、グラミー賞にノミネート

  4. 音楽で台湾を語り続ける理由

    言論の自由なき時代から続く静かな闘い

  5. 台湾語を捨てるな

    若者が言葉を忘れる前に伝えたい、バンドの覚悟

編集後記

編集後記

“台湾語のロックバンド”と聞いてピンとこない人も多いかもしれません。でも彼らの話を聞いていると、音楽とは「音」と「文化」と「アイデンティティ」を繋ぐ、強力な言葉なのだと実感します。心地よさの裏側に、表現の自由と民族的誇りを感じられるインタビューでした。やっぱり、本物は“響き”が違います。

ゲストプロフィール

ゲストプロフィール

董事長樂團

董事長樂團

台湾を代表するロックバンド「董事長樂團(とうじちょうがくだん)」。26年間、自分たちの言葉=台湾語で歌い続けてきた。