浮かぶ地球儀と宙返り猫が教えた

浮かぶ地球儀と宙返り猫が教えた

2025年の読み方

2025年の読み方

その他

藤井 厳喜

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初稿ゲラに赤を入れながら、机の上の猫おもちゃを飛ばしている。これが今の藤井厳喜の日常だ。『Forecast2025』の執筆大詰めを迎えながら、神楽坂の老舗文房具店で見つけた「バク転にゃんこ」に夢中になり、磁石で空中に浮かぶドイツ製地球儀を眺めながら地政学を考える。書家・神尾さんに書いていただいた俳句のしおり、4年目を迎えるアートカレンダー、そして落語家・柳家花緑師匠師匠の来訪予告まで。国際情勢の専門家としての顔と、おもちゃに目を輝かせる少年の顔が共存する濃密な近況報告だ。きっとあなたも神楽坂に行きたくなるかもしれない。

1.「バク転にゃんこ」と磁力地球儀

1.「バク転にゃんこ」と磁力地球儀

神楽坂の老舗文房具店・相馬屋源四郎商店で見つけた「バク転にゃんこ」は、手のひらサイズのフィギュアが宙返りしてピタッと着地するだけのおもちゃだ。しかし藤井はこれを「ローテクのようでいてハイテク」と評する。微妙なバランスが取れていなければ綺麗に回転しないこの精密玩具は、大阪のユニックという会社が作ったもので、猫・忍者など種類もある。一方、ドイツ製の磁力浮遊地球儀は、小さなコンピューターで磁場を制御することで地球儀を空中に浮かせ続ける。子供の頃から「磁石で物を浮かせたい」と夢見ていた藤井にとって、まさに夢の実現だ。「地球も宇宙に浮いているのだから、杞憂なことを心配しても仕方がない」という視点が、浮かぶ地球儀を眺めながら自然と湧いてくるという。

2.Forecast2025に込めた「英国守旧派」の正体

2.Forecast2025に込めた「英国守旧派」の正体

赤入れ作業が大詰めを迎える『Forecast2025』には、藤井がこれまで積み上げてきた国際情勢分析の集大成が詰まっている。最大の読みどころとして藤井が挙げるのが「英国守旧派」の正体だ。カマラ・ハリスは実は英国守旧派と直結した大統領候補だったという分析は、日本では誰も書いておらず、アメリカでもごく一部の人しか知らない情報だという。さらに2025年の予測については、選挙結果が出る前に書き始めていたため当初は難しかったが、トランプ勝利によって国際情勢の流れが大きく変わり、予測の精度が格段に上がったと語る。冒頭に「2025年に起きること」をドカーンと書き下ろすという構成は、読者への強力な約束です!

3.俳句のしおり・アートカレンダー・落語家の来訪

3.俳句のしおり・アートカレンダー・落語家の来訪

本の執筆と並行して、藤井は読者へのプレゼント企画も進めている。端切れの布を使ったしおりに、書家・神尾さんが自筆で揮毫した藤井の俳句を貼り付けた特製しおりは、本の購入者へのプレゼントとして60枚を制作した。4年目を迎えるアートカレンダーには、FOMCや各国の金融政策発表日・経済統計発表日が網羅されており、地政学ウォッチャーにとって実用的な一冊だ。

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内容紹介

内容紹介

  1. バク転にゃんこと磁力地球儀

    精密玩具が教える日本のものづくりと宇宙的な発想


  2. カマラ・ハリスと「英国守旧派」
    トランプ勝利後に更新されたForecast2025の世界地図


  3. 自筆俳句のしおりと落語家来訪                          

    書家・神尾さんの揮毫と4年目のカレンダーが読者を待っている

編集後記

編集後記

校正の赤入れをしながらバク転にゃんこを飛ばしているという光景が、なんとも藤井先生らしいと思いました。「地球も宇宙に浮いているんだから、細かいことを心配しても仕方がない」という言葉は、浮かぶ地球儀を眺めながら思うことだからこそ説得力があります。神楽坂 相馬屋源四郎商店が日本で最初に原稿用紙を作った文房具屋だという話も、神楽坂という街の奥行きを感じました。Forecast2025の「英国守旧派の正体」という話は、それだけで1本記事が書けそうなほどの内容で、本の発売が楽しみになりました。書家の方の自筆俳句しおりは、本を買った人だけが手にできるものですね。私も買います!

 

プロフィール

プロフィール

藤井 厳喜

藤井 厳喜

国際政治学者

国際政治学者

国際政治学者。ハーバード大学大学院博士課程修了。日本のマスメディアでは決して報道されない、欧米政府が扱うレベルの政治・経済の動向、そして市民レベルの情報も踏まえて、文化、思想、宗教など多方面から分析し未来を的確に見抜くその予測能力は、内外の専門家から高く評価されている。


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