知らないと損する

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政治学の一丁目一番地

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藤井 厳喜

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「民主主義」という言葉、実は日本人が作った最大の誤訳かもしれない。藤井厳喜がそう言い切る理由を、あなたは説明できるか。今回紹介するのは「情報リテラシー大全・政治学」だ。デモクラシーとは何か、大統領と首相はなぜ共存できないのか、衆愚政治はどうすれば防げるのか。アリストテレスから天皇制まで、政治の本質を体系的に解き明かす。「国民がバカならバカなリーダーしか出ない」その言葉の重さが、最後まで読めば必ずわかります。

1.「民主主義」は日本最大の誤訳

1.「民主主義」は日本最大の誤訳

藤井がこの講座で最初に切り込むのは、「民主主義」という言葉そのものへの疑問だ。デモクラシーとは「主義」ではなく、大衆が指導者を選ぶ「国家統治の体制・仕組み」のこと。アリストテレスが分類した政治体制。一人が支配するオートクラシー、少数が支配するアリストクラシー、大衆が支配するデモクラシーはどれが優れているかを示すものではない。立派なデモクラシーもあれば、腐敗したデモクラシーもある。体制を選んだだけで正しい政治が保証されるわけではなく、国民が賢くなければデモクラシーは衆愚政治(オクロクラシー)に堕落する。この出発点を押さえるだけで、政治の見え方が根本から変わる。

2. 大統領と天皇が共存できない理由

2. 大統領と天皇が共存できない理由

なぜ日本に大統領はいないのか。藤井はここを政治学の基本として丁寧に解説する。大統領とは「共和国の元首」であり、世襲の王様がいない国が選挙で元首を選ぶ仕組みだ。王様がいる国では元首は必ず王様であり、最高権力者は首相になる。日本に天皇陛下がいる以上、大統領という役職は天皇とぶつかるため存在できない。歴史的に確認できるだけでも1200年以上続く天皇の王朝は、世界に類例がない。ヨーロッパで最も古いとされるデンマーク王室でも600年程度だ。この基本を知らずに「日本に大統領制を」と言う政治家がいたことを、藤井は政治学のいろはを知らないと一刀両断する。

3.国民が賢くなければ国家は滅ぶ

3.国民が賢くなければ国家は滅ぶ

言論の自由こそがデモクラシーの根幹だと藤井は強調する。日本では首相を批判しても捕まらない。中国やロシアではそれが命取りになる。この違いがいかに稀有で貴重なものかを、今の日本人は軽く見すぎていると藤井は警鐘を鳴らす。一方で、形の上では自由に見えながら実質的に言論統制が進んでいる現状にも目を向ける。いくらデモクラシーという体制をとっていても、国民が賢くなければ愚かな政治家を選び続け、やがて独裁に取って代わられる。歴史はそれを繰り返してきた。「いい国家を作ること」が唯一の目標であり、そのために国民一人ひとりが政治学の基礎を身につけることが、この講座の出発点です!

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内容紹介

内容紹介

  1. 民主主義は日本人が作った最大の誤訳
    デモクラシーの本当の意味とアリストテレスが示した政治体制の真実


  2. 大統領と天皇はなぜ共存できないのか
    政治学の基本が解き明かす日本の統治構造


  3. 国民が賢くなければデモクラシーは衆愚政治に堕ちる
    言論の自由・富国強兵・天皇の伝統。いい国家を作るための条件とは

編集後記

編集後記

「民主主義は日本人の誤訳」という話は、聞いた瞬間に頭がスッキリした。確かに「主義」というと思想や信条のように聞こえるが、デモクラシーはあくまで「統治の仕組み」の話だ。大統領と天皇が共存できない理由も、言われてみれば当たり前なのに、誰も教えてくれなかった。藤井先生が「国民のレベル以下の政治家はいっぱい出るが、国民のレベル以上の政治家はなかなか出ない」と言い切る言葉は、耳が痛くもあり、同時に希望でもある。賢くなれば、政治は変えられる。

 

プロフィール

プロフィール

藤井 厳喜

藤井 厳喜

国際政治学者

国際政治学者

国際政治学者。ハーバード大学大学院博士課程修了。日本のマスメディアでは決して報道されない、欧米政府が扱うレベルの政治・経済の動向、そして市民レベルの情報も踏まえて、文化、思想、宗教など多方面から分析し未来を的確に見抜くその予測能力は、内外の専門家から高く評価されている。

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