その他
May 4, 2024
ゲスト
金文学

日中韓の文化は、顔が似ていても「心」がまるで違う。今回は、比較文化学者の金文学さんとともに、中国共産党の本質、韓国近代史の誤解、日本人に必要な歴史認識までを深掘り。知らなかった隣国のリアルな姿が、鋭い視点とともに明かされます。
「和を重んじる日本」と「闘争を好む中国」同じアジア圏でも、これほど文化が異なるのはなぜか?
そのルーツには、農耕民族と牧畜民族という根本の生活スタイルの違いがあった。
日本人のお辞儀、中国人の握手といった所作の背景や、『宦官』『纏足』など日本には存在しない習慣を切り口に、漢民族のメンタリティと、争いを避けて調和を重んじる日本文化の本質を比較文化論の視点から解き明かす!
中国は近代技術を積極的に取り入れる一方で、民主主義や法の支配といった“近代精神”はあえて拒絶している。
その姿勢の裏にあるのは、毛沢東の時代から変わらぬ「支配の思想」
習近平が掲げる“毛沢東の再来”というビジョンには、経済成長よりも統治の強化が色濃くにじむ。
2027年の台湾併合計画、2049年の“日本獲得”構想…テクノロジーを駆使した独裁の行方に警鐘を鳴らす!

「日本を沈没させるには原爆10発で十分」と語った中国共産党幹部の発言を引き合いに出し、金氏は“抑止力としての核”の必要性を訴える。
「平和を守るのは感情ではなく現実だ」と語るその言葉は、広島に住む彼の視点だからこそ重みがある。
日本がかつて韓国の近代化を支援した事実や、韓国の右派がいま語る「日本への感謝」の声にも言及。感情論に流されず、歴史と未来を見つめる冷静な視点がここにある。

中国の「近代」はどこか歪んでいる?
最先端の技術を取り入れながらも、政治や思想の近代化を拒む中国。習近平体制の本質に迫る。
日本と中国は文化のDNAから違う
「調和」を重んじる日本と、「対立」を前提とする中国。そのルーツを民族性・歴史・生活様式から比較。
世界が見誤った中国共産党の正体
経済発展を通じて民主化が進むという幻想はなぜ崩れたのか?毛沢東から習近平まで変わらぬ本質とは。
“平和ボケ”を脱する議論としての核
日本が核武装を議論すべき理由を、世界の核保有国の現実と照らし合わせながら提起。
日韓関係を読み解く「親日史」の視点
韓国の近代化を支えた“親日派”の真実。感情論では見えない歴史の再解釈から見えてくるものとは?
隣国のリアルな姿を、これほど明快に語ってくれる対談は貴重。文化の違いから政治の本質まで、知らないままでいるのはもったいない。日中韓という微妙な関係に、深い理解と視座を与えてくれる内容です。
比較文化学者。
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